10月21日より、千曲市ガバメントクラウドファンディングが始まりました

10月21日より、千曲市ガバメントクラウドファンディングが始まりました。
サイト中の写真提供についても、会にて協力をさせていただきました🐈

千曲市では、飼い主のいない猫の無秩序な繁殖を防ぐため、平成30年度から継続してガバメントクラウドファンディングを行い、猫の不妊去勢手術の費用の一部に対して補助をおこなっています。

これまで千曲市では、飼い主のいない猫の強い繁殖力により、飼い主がきちんと世話できる以上の猫を抱えてしまう。
飼い主にとって手間と経費などの負担が増え、繁殖を繰り返す。
排泄物や鳴き声により周辺地域より苦情が寄せられました。

それに対しては、「餌を与えない」ことで対応をするしか方法が無く。千曲市も相談に対して例外では、ありませんでした。

しかし、私たち市民団体「千曲ねこの会」の誕生と共に、行政、住民、ボランティアの連携を行い。猫の適正飼育の啓発や捕獲・手術のコーディネートをおこなったことで一代限りの命として住民に見守られ。その後の〝猫生〟を送っています！

この流れを止めずに行政と共に活動を推進し、「人と猫の共生」を実現するために、このプロジェクトへのご支援をお願いいたします。

千曲市は、2018年度から皆さまから頂いた寄附金により、2023年度のクラウドファンディング終了時までに、2,155頭分の手術費に対して補助を行いました。
特に2020年度からは、飼い主のいない猫に対して、ボランティア団体だけではなく、区・自治会からの申請が増加しました。飼い主のいない猫について地域住民が話し合い、TNR活動※とその後の適正な管理により地域の猫として見守っていくという意識が着実に広がりつつあります。

※TNR活動
T｜TRAP：捕獲して
N｜NEUTER：不妊手術を行い
R｜RETURN：猫を元の場所へ戻す

千曲市内の箇所では、地域猫活動について取り組まれています。
最初は食べ物をあさったり、排泄や無秩序な繁殖により苦情の原因となっていた猫たちですが、私たち千曲ねこの会の協力、地域住民の理解に伴い、地域猫として受け入れられていきました。千曲ねこの会では、区・自治会と連携し、飼い主のいない猫に対し捕獲・手術を行っています。私達がお手伝いをさせていただいたことにより、が介入したことにより手術を受けることのできた猫の数は、千曲市不妊去勢手術補助金のデータによると、３年間で約750頭にのぼっています。この猫たちはその後地域住民に見守られ、暮らしています。

※地域猫活動とは？
地域猫活動とは、飼い主のいない猫の問題を「地域の環境問題」として、住民・ボランティア・行政が協力し、飼い主のいない猫を適正に管理し、暮らしやすいまちづくりを目指す活動。

飼い主のいない猫の繁殖などにより苦情やトラブルの多い地域があります。
区長・自治会長さんをはじめ、地域住民の方々に周知し、取り組みに対して協力体制を築くことで地域猫活動が始められます。私達千曲ねこの会では、地域猫活動の啓発、コーディネート、猫の捕獲の協力、その後の適正管理の普及啓発を行っています。

猫の適正飼養や地域猫活動の考え方が広がりつつあるなか、2020年度に千曲市と私達が協定を結んだことで活動が加速してきました。
その結果、苦情・相談件数は、2019年度に相談先が明確になったことで上昇したものの、2020年度から減少に転じ、2021年度にはピークからほぼ半減することができました。