今年度も半分が終わります - NPO法人千曲ねこの会のブログ

早いもので、今年度が半分終わろうとしています。

「千曲ねこの会今月の予定」にもありますように、9月はイベント参加もあり。
忙しい月です。
　
しかしやはり会の活動の主軸である「繁殖抑制活動」を第一に行わなくてはなりません💦

9月は、ご相談が多く。
手術予定頭数がヤバいかもしれません・・・

第1回を11日～15日の日程。第2回を20日～23日の日程で行います。
しんけん動物病院様、ポウ動物病院様、ふくねこさかき様のご協力にて、30頭あまりの猫を不妊手術する予定です。

それというのも、春に生まれた子猫が早くも性成熟を迎える時期。
先日は、4か月弱の子猫が発情していました･･･

今回手術をするケースは、それぞれ別の場所ではありますが。
皆5頭以上のケースばかりです。
最大は、16頭のコロニー。メスが4頭、子猫が10頭、通いのオスが2頭？

それ以上いるというお話も・・・
たまたま通りすがりに見かけ、この状態を憂えたと相談者さん。
少しでも幸せになってくれるならと、ご自身でも保護、預かりを検討してくださっています。
エサを与えていた方も、みるみる頭数が増え、困っていらっしゃったそうです。
会につながるようなツールをお持ちで無く。
今回不妊手術のお手伝いを申し出ると、安心されたお顔でした。

「全額は難しいけれど。一部でも協力したい」とおっしゃってくださいました。

一方、このようなお話も・・・。
5頭の親子猫が、隣の空き家に住み着いたのを憂えた方からのご相談でした。
ご自身での保護は難しく。せめてこれ以上増えないように手術をしてあげたいと、申し出てくださいました。

近隣に昨年度のケースでご相談いただいた方がいらっしゃり。
飼い主のいない猫の多いこの区での地域猫活動について、区長様にお話をしていただきました。
しかし今回のケースの様子を見て、取り組むか検討するとの回答でした。。。
持ちかけてくださった方も、私たちがTNRのお手伝いした後に、猫を引き取るものだと考えられていました💦💦
「私も猫に困っているのです」とのお話に、だからこそ地域猫活動が必要なのですとお話をさせていただきました。

繁殖抑制としてTNRを行うことは、必要です。
しかし、「だれかに保護させて終わり」でしょうか…？
時にはやむを得ない保護もありますが、ボランティアや、個人の厚意で行うだけが、解決の道なのでしょうか・・・？

9月14日の拠点での往診手術日は、「お出かけ市長室」を依頼し、小川市長様に私たちの活動を実際に見ていただく機会をいただきました🙌

千曲市の猫不妊手術助成金交付も、8年目となります✨
この8年、私たちや市民の皆さまの活動により飼い主のいない猫の不妊手術頭数が増えていきました。
それとは、反対に苦情件数、ロードキル件数が減少していることがわかりました🙌
苦情、ロードキルのデータは、千曲市環境課様にいただきました。
また2020年より行ってきた地域猫活動での効果、課題もみえてきました。
いただいた貴重な機会を大切に市長様にお話をさせていただきたいと思います。