こんにちは、NPO法人千曲ねこの会 です!
2月11日講演会「人も猫も快適に暮らすために」、そして情報交換会が開催されました。
予想を上回るご来場者数で、お子さんもいらっしゃいました。
本当にありがたいことです。
と、同時に地域猫活動への関心の高さを実感しました。
講演前には千曲市福祉環境常任委員会委員長 倉島さやか様のご挨拶をいただきました。
「福祉環境常任委員会?」
「なんで福祉?」
そう思われた方も多いのではないでしょうか。
それが松木先生の講演の中で明らかになります。
多頭飼育崩壊問題は、一般的に「そんな飼い方をしているから悪いんだ!飼い主一人の責任だ」となりがちです。
しかし、その問題の上流には社会的孤立、貧困、対人関係問題、DV、引きこもり…などがあることが多いのです。
「自己責任」で片づけることは簡単ですが、そうじゃなく背景を見て社会問題として取り扱う=まさに「福祉」なんですね。
人を診ている専門家なら、お医者さんが、社会福祉にかかわる人が中心となるけれど、多頭飼育問題の場合は松木先生のような不妊化手術を専門とする獣医師さんが中心となり解決に当たります。
多頭飼育崩壊問題の解決は、猫を助けるためでもあるけれど、その飼い主さんへの支援の一助ともなりうるものなのです。
また、何年も地域猫活動をしているのに、松木先生のお話を改めてうかがうと、「ああそうだった」という再発見があります。
今回も「地域猫活動は猫のためのようで地域を守ることになる」というお話がそうでした。
手術された猫は、新参者猫が入ってくるのを防ぐので、その地域での野良猫が発生しないようになる・減らしてくれるんですよね。
猫好きなら地域猫活動は「猫のため!一代限りの命だからみんなで見守ってよ!」と思いがちです。
が、「地域のために猫に一役買ってもらおうという活動なんです」という側面を見せることで、猫が嫌い・猫の被害を受けている人にも”響く”活動になるんですよね。
改めて松木先生の猫活動に対する「冷静な頭脳と温かい心」を感じました。
情報交換会でも10名ほどが残ってくださり、皆様からご意見ご感想をいただきました。
「トイレのしつけがうまくいかないので対策を聞きたい」
「個人で地域猫活動をしているが、近隣の方とうまくいってないのでどうしたらよいか?」
「預かりボランティアをしたいと考えているが相性が心配」
などなど…
ここでも猫を飼育する一愛猫家として、そして地域猫活動の啓発を行う獣医師として具体例をまじえながら松木先生にお答えいただきました。
時間が迫っており、もっと詳細をうかがいたかったのが残念でした!
会場の皆様の真剣なまなざしから、先生の熱量あるお話から、改めて猫問題解決に携わる私たちも学ぶことがたくさんありました。
そして、地域外からのエサやり対策というこれから対応していかなければならない問題もいただきました。
講演・情報交換会後、たくさんの方からお礼をいただいたきましたが、大切な時間を使ってお越しいただいたことへの感謝や熱意への敬意を拝見し、疲れも軽くなりました。
改めてご来場いただいた皆様に厚くお礼を申し上げます。
これから6月の写真展まで大きなイベントは予定していませんが、引き続き地域の猫たちの手術・相談対応は行っています。
そして、先日発生したKさんの火災被害への対応も続いています。
こちらもあわせてご支援いただけると幸いです。
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